2018-06-11

最高の縦走路【読売新道】を歩いてきた(3日目)

3日目
三俣山荘〜奥黒部フュッテ【読売新道】

ここまでの2日間はさらっと流したけど、
今日、ここからの行程がこの旅の一番の目的。

ずっと歩きたかったこのルート。
朝早くからスタート。
今回は鷲羽だけを巻いて、前回通れなかった黒部源流経由で。

下からみる鷲羽もかっこいい。
ちょっと、秋の気配。
こっちのルートもいいやん。
こんな非日常な風景が味わえるのが山旅の魅力。
これだけでも、来て良かったと思える瞬間。
そして振り返ると槍!
水晶岳到着。
さすが、アルプスのへそ。
周りのどこを見ても、最高の景色。

ここを降りていったら、高天原温泉。
あそこは、また行きたい場所。

なんか、かっこいい道が続いてる。
振り返れば槍ヶ岳。
昨日の朝はあそこにいたんだな。と思うと感慨深い。

そして、前方にはゴールの黒部ダムが見えて来た。
スタート地点とゴールが見渡せる場所。

読売新道って、距離が長くて大変って噂やったけれども
全然。
最高に気持ちいいルートやん。
ずっと槍ヶ岳が見えてるし、黒部ダムも見えてるし。
誰も人が居ないし。
ほんと、来て良かったと思える場所やん。
だいぶ、黒部ダムが近づいて来た。
ここから、奥黒部ヒュッテまでは一気に下り。

森林限界を超えてから、また戻る瞬間ってなんか寂しい。
それって、上の世界が楽しすぎた時。
逆に過酷すぎた時は、ホッとする。
安全な場所に戻って来れた。って。
中々の急な下り。
奥黒部ヒュッテに到着。
ここのビールはエビス!めっちゃ得した気分。
山でエビスが飲めるなんて。
時間も早いので、翌日の下見がてら川に出る。
静かですごくいい場所。
明るいうちに翌日のコースを確認。

明日は朝一の渡し船に乗って、一気に黒部ダムまで。
もうすぐ旅が終わる。

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