2016-10-31

チタンクッカーシステム!(EVERNEW U/Lクッカー深型S、チタンカップ 400FD)

チタン製のクッカーって高いし、料理したら焦げ付くし。と、そんな理由で山を始めた時に買ったクッカーは、アルミ製。
スノーピークのトレック900やってんけども、ずっと、チタンのクッカーには憧れていたりする。
そんな、男心えを鎮めるために、ついにチタン製品に手を出した。

始めは、トレック900と同サイズのクッカーを買って、今使っているのと置き換えようと思ったけど、
どうせ買うなら、持っていないサイズにしようと思い。
トレック900にすっぽりと収まるサイズのEVERNEW U/Lクッカー深型Sにした。
容量は600ml。
日帰りとかで念のために持っていく時とかは、小さい方が使い勝手がいいと思ったのが決め手。

そして、これの下部にぴったりのサイズのチタンカップ 400FDこのぴったり感がたまらないぐらい所有欲とか男心を満たしてくれる。

110のガス缶が各々セット出来るサイズ(EVERNEW U/Lクッカー深型Sは2個、チタンカップ 400FDは1個)なんで、セットにしなくてもチタンカップだけでも運用できるのがいい感じ。

でも、チタン化にするなら、大きいクッカーをチタンにした方がより、軽くなったのを実感できていいな。チタンカップにすることによって出来た軽量化はわずか。
でも、これの積み重ねが軽量化につながっていくやろうし。

山行によって、これから色々と使い分けていくとしよう。




110のガス缶を入れたらこんな感じ

110のガス缶と、ストーブを収納してみた。ばっちりやな。
そして、底にはチタンカップ。



2016-10-08

ダイモテープで薄荷油ボトルをグレードUP DYMO(ダイモ)


昔懐かしのアイテムのダイモテープ。ガチャガチャ回して握ってタイプするやつ。
テプラとは違って、立体的でレトロな雰囲気がたまらんアイテム。

ってな訳でさっそくポチった

そして、山での虫対策で使っている
シーブリーズのハッカ油割りのスプレーボトルに
「MENTHA OIL AND SEA BREEZE」とタイプして貼り付け。

なんか、一気に雰囲気でたやん。なんの雰囲気かはわからんけど、いい感じになった。
しばらく、ガチャガチャするブームがくるな。自分の中で。


山の日なんでテント担いで山に行こう!(西穂高岳&焼岳 2日目)

最高の星空を味わった次の日の朝は、ガスに包まれた朝。
焼岳に行こうかと思ってたけど、天気悪いならロープウェイで下ろうかな。

もう、完全にゆるふわモード。戦う気持ちは下界に置いてきた。
この2日間の目標はがんばらない事!

なので、ゆっくりとした朝を過ごす。
気持ちがほぼ、下山に傾いていたけど、天気予報的にも雰囲気的にも晴れそうな予感。
それならば、行かねば!
なぜなら、そこに山がるから。

歩き始めるとすぐに陽が差してきた。
読み通り。一日が始まろうとしている。

昨晩、夜景を取った時にISOの設定を上げたままなのに気づかないまま、
テンション上げて登ってく。

火山に向かう!

昨日まで、ガスで何も見えなくて
焼岳に取つくまでもずっと視界が開けなかったけど、
登り始めてすぐにここはいい場所だと気付いた。
気持ちのいい稜線。一気に今までと雰囲気が変わる。
ロープウェイで降りなくてよかった。

山を楽しみながら歩いて行く。

めっちゃ、硫黄臭。めっちゃ煙出てる!
めっちゃ黄色い。
火山や。

到着!昨日見えなかった色々なものが丸見え。

最高に気持ちいいやん。槍ヶ岳もはっきり見えてる!

さぁ、山頂を満喫したから下山しよう。
ISOあがってるけど、心に景色は刻み込んだから影響なし。




焼岳から新穂高温泉までもあっという間。
山の日に向けて、山パワーを充電出来て大満足。
これでしばらく元気に毎日を過ごせそうや。

お手軽にテント泊を楽しめたいい山行でした。












山の日なんでテント担いで山に行こう!(西穂高岳&焼岳 1日目)

 今年から始まった山の日が近づくにつれ、なんかそわそわ。
自称山好きやのに、山の日に街中で過ごすなんて、ありえない。
ってな訳で、夜中に車を走らせ向かったのは、西穂高岳。

 ロープウェイでお手軽に上がり、北アルプスでテント泊を楽しもうってプラン。
 西穂山荘のテント場は、なんとなく混んでるイメージがあって、避けてたんやけど、
まぁ、平日やし大丈夫やろう(山の日に山に行こうなんて言いながら、向かったのは、9日10日の平日だったりする。先取りってやつ)


朝一番のロープウェイに乗り込んだら、あっという間に西穂高口駅。
ここから、西穂山荘までは一時間もかからないお手軽ハイキング。
重量もまったく気にしなくていいから、ザックに適当に詰め込んできた。
この前買った、マンフロットの三脚も本日がデビュー。
ええ星空やったらいいのになぁ。と期待しながら山行スタート。


ガスが出てきそうな感じやったけれども、太陽がちらほら顔をのぞかせる。

そして歩くこと40分、あっという間に山荘に到着。
テントを設営したら、西穂高岳に向かう。
思えば、この場所に来るのは、年々か前に槍ヶ岳~西穂高縦走したとき以来やな。

難所を越え、西穂高岳に到着したときはちょっと感動やった。

そして、だんだんとガスってきた。
眺望がないので、サクサクと登ってく。
丸山で記念撮影「ん」に意味は無し。

独標に到着
ここでもガスしかみえない

景色はなくても楽しい場所やな。

ガスがあるってのも雰囲気があっていい感じ

西穂高岳(2909m)登頂!

ガスってるんで、一気に下山。
さぁ、テントに戻ってのんびり山の日(前々日)を楽しもう!
と、その前に名物「西穂ラーメン」をいただき。


そして、夜が始まった。
夕方までガスに包まれていたけど、夜の始まりに合わせて、すっかり消えていた。

最高に贅沢な時間を過ごす。

星がいっぱいや

丸山に流れ込む天の川

山の日に最高の星空を味わえた いい山行でした。
山に来てよかった。













2016-08-02

登山用三脚にbefreeを選んだ訳は。

今使っている三脚が経年劣化で古くなりそろそろ、新しいのを買おうといろいろな三脚を考察しているなか、突然に閃いてこれにあっという間に決まった。
それが、Manfrotto (マンフロット)のBefree って三脚。

イタリアブランドの三脚やねんけど、たまたま目にして
このイタリアらしい赤に一目ぼれ。

で、色々と調べてみたら、これが登山用にぴったりのスペック。
①軽量で②耐荷重もあり③コンパクトにまとまる。

今まで、ずっと調べていたのはなんやったんやろう。
予算的には、想定よりも高くなったけど、かっこいいからそんなのはどうでもよくなった。


ちなみにスペックは
重量 1400g
最大耐荷重 4kg
格納高 40cm

そして、赤を購入する気満々でどこが安いか調べていたら、
公式HPでスペシャルSALE中。
グリーンだけやけど、送料無料で14800円
これは、もうそうゆうことやな。
と、言うわけで、マンフロットのbefreeに呼ばれたので、即ポチりました。
後は、届くのを待つだけ。

ええ買い物が出来た(たぶんやけど...。まだ現物を見てないから)
まぁ、ジャケ買いは買い物の基本やから。
スペック的には合格点やし、デザインが気に入ったから多少ことは我慢できる。


2016-07-22

夏合宿第1弾 恐怖雷地獄の白馬三山(テン泊)

毎年恒例の夏山合宿に今年も行ってきました。
今回は、北アルプスは白馬三山テン泊縦走計画。

予定では、
猿倉からスタートし、白馬大雪渓で雪を楽しみながら、白馬岳に登り
そのまま最高の景色の白馬三山を縦走し、テントで夜を明かすというプラン。

天気は微妙な感じでスタート、晴れそうな、雨が降りそうな、安定しない天気。
天気図を見ても、晴れそうな荒れそうな。

とりあえず、猿倉からスタートして大雪渓を歩き、白馬岳を目指す。
頂上山荘までなら、コースタイム5時間程度のコース。
1時間もあるけば、白馬尻小屋に到着する。
ちなみに、この日は小屋が営業する前日。
一応、トイレと水場は使用可だった。
 大雪渓の入り口。ここから設計を眺めるだけでも十分に楽しめる。

1560m白馬尻小屋 エンブレムがおしゃれ


 そして、大雪渓。下界は30度を超える気温でもここは涼しい風が吹く。
天気は見てのとおり、ここは快晴。山の上は黒いガスの中。

雪渓のこの切れ落ちているところって、なんかかっこいい。

ひたすら上る後輩をパシャリ


ところどころ、クレバス状になっている個所あり。
落石にも気を付けながら、登ってく。

雪の上にこんなにも落石がある状況。
転がってきたやつに当たったら、ほんま大けがするから、
きちんとリスクマネージメントしながら登ること。

クルマユリ。高山植物に癒されながら登る。翌日は雨でカメラを出せなかったけど、ニッコウキスゲの群生地もあって、天気やったらすごくいい場所やと思う。

雪渓のトラバース

 そして、白馬岳に到着。わかっていたけど、真っ白。
前に後立山縦走した時も、この区間だけ真っ白やったな。これは、また来いってことやな。

 景色も何もないし、ただの修行。強化合宿て感じ。

でも、花畑には癒される。でも、ほんとは青い空がよかった。

そして、久々の高地にみんなの足取りも重くなってくる。
天狗山荘を目指して、杓子岳を越え、鑓を目指すところ。
このあたりから、雨がぽつぽつと降り始めた。
雨だけやったらいいねんけど、ゴロゴロと空が鳴り出した。
これは雷の射程圏内に入ってしまってるということ。
3000mの稜線で自分たちはただの的。
そして、安全な場所に行くためには、進むにしても戻るにしても一山越えなければならない状況。

ここを生き残るには運と、その運のパーセンテージを上げる努力

と、言うわけで、天狗山荘までここからダッシュ。
足が止まりかけてた後輩も、命の危機を感じてペースをあげる。
限界ぽかったのに、流石やな。

それでも、同じペースではきつく遅れだす。
でも、がんばってペースをあげてる。
各自、保安距離を取りながら、速足で進む。
だれかが、打たれた時の応急処置の話をしながら進む。
近くで鳴り続ける雷の恐怖は半端なく、ずっと生きた心地がしなかった。
天狗山荘が見えたときの安堵感と言ったら、それはもうすごかった。
生き延びた。
ほんま、死ぬかと思った。

そして、大雨の中テントを張り、
翌日はずっと降る雨の中、猿倉まで下山したのでした。
限界を超えて走り、体力の強化合宿ができたいい山行でした。

そういえば、白馬鑓温泉の営業が下山の日からと思っていたら、その前日からやってたみたいで。
わかってたら、ここまで降りてきたのになぁ。

次は白馬鑓温泉の露天風呂目当てでここに来よう。