コロナ禍で自粛ムードの中、山にもほとんど行けてなかったけど、ちょっと落ち着いたタイミングで蝶ヶ岳に行ってきた。
今回のルートは、三股から蝶ヶ岳へ、蝶ヶ岳ヒュッテでテント泊。翌日はそのまま往路と同じ道で三股まで。目的は、山に泊まる醍醐味である朝と夜のマジックアワー。そして、天気で行き先を決めたので、快晴のタイミング。
久々のゴジラに見える木にテンションを上げながら、今シーズンあまり楽しめなかった分を一気に取り戻す。
いつの間にか、ゴジラの木になろうとしてる”木”も発見。でも、これにはテンション上がらない。さっきのゴジラ1匹でインスタ写真は完成する。
そしてあっという間に、蝶ヶ岳ヒュッテが見えてきた。ここで、さっきまでテンションが高かったのは、間違っていたと気づく。広がる景色を見て上がったテンションはさっきの比じゃない。
槍ヶ岳から穂高の山が丸見え。この景色を見るためにやってきた。いい天気なのは分かってたけど、何度も見たことがある景色のはずなのに、毎回感動する。
テントも設営し、後は、日の出と日の入りの直前直後に訪れる魔法の時間を待つのみ。でも、その前のお楽しみが”山めし”山で食うめしである。山は最高の調味料。山で食ったら何を食っても美味い。
今回のメニューは、角煮丼。業務スーパーの角煮を温めて、アルファ米の上に乗っけるだけ。コンビニで買った玉子を乗せたら、見た目も鮮やかで、最高の映えメシが完成だ。
景色とご飯に満足してたら、忘れたらダメなイベントを思い出す。そう、みんなが大好きな山頂だ。登頂するのを忘れてしまうところだった。テン場から5分ぐらいで山頂に到着。
後は、昼寝をしながら日が沈むのを待つ。
そして、朝が来る。日の出の1時間ほど前から待機。少しづつ空の色が変わっていくのを楽しむ本当に良いものが見れた。これを見るために山に登ってるねんなぁと思える瞬間。
なんか、色々な疲れが一気に吹き飛んだ。
のんびりと良い時間を過ごせた良い山行でした。
動画も撮ってきた。
ちょっと秋が始まってた。